【カーテンの遮光性】カーテン機能で最もニーズが大きいのが遮光性ということは、前回説明した通りです。
ところで、遮光カーテンを求める理由は何なのでしょうか?
1.部屋の中を暗くするため
2.外から見られなくするため
3.その他の理由
大きく分けるとこの3つが挙げられます。順にポイントを説明していきます。
①部屋の中を暗くするため寝室でのニーズが多いですね。
この場合、どの程度暗くしたいのかはもちろん確認を取るべきですが、基本的には
1級遮光のカーテンをお勧めすることになると思います。
前回説明したように、同じ遮光といえど3級では思いのほか光が部屋の中に入ってきます。
必ず自身の目で確認してもらい、求める性能を共通認識しましょう。また、カーテンやカーテンレールのサイズにも気を配る必要が出てきます。
つまり、窓の上部・左右・下部それぞれから
光漏れをしてしまわないか、という事です。
この写真では、上部と左右から光が漏れていますね。
これでは真っ暗にしたいというニーズには応えられません。
カーテンレールがどのようについているかを考えながら
窓に対してサイズを少し大きめにすることや、
上部に
バランス
左右に
リターン
を設けるなどの工夫が必要になってきます。
また、
ローマンシェードの場合には
窓枠の外側に取り付ける事をお勧めして下さい。
その際、
左右および下部をできれば10cm以上大きく取り付けるようにして下さい。
いずれの場合も窓の周りに
エアコンや棚などの障害物がないかどうか、確認することを忘れないで下さい。
次回は ニーズ2.外から見られなくするため を説明していきます。
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