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カーテンの遮光性-糸組成について-

これまでカーテンの遮光性についてのお話をしてきました。
今回は、そもそも遮光カーテンって、どうやって遮光してるの?という疑問を解決していきます。
少し専門的な話になりますがお付き合いください。

カーテン生地をつくる糸には、おおまかに下記のような光沢・艶が違う物があります。

スーパーブライト > ブライト > ダル > セミダル > フルダル

左に行くほど光沢があります。
一般的に右側の光沢・艶が無い糸ほど遮光性能が高く、その比率などによって遮光性の高い生地が出来上がります。

フルダル糸・・・一級遮光
セミダル糸・・・二級遮光
このようにつくられる場合が多いですが、染められる色によっても変わってきます。
(黒系の色の濃いものは遮光性が高く、白系の色の薄いものは遮光性が低くなります)

また、遮光カーテンには黒色の原着糸という糸が使われることが多いです。
これは糸になる原料の段階で黒く染められた糸の事で、生地を織る時に中に織り込むことで遮光性を高めることができます。

今度メーカーのカタログなどで遮光カーテンの実物を見比べて下さい。

生地によっては裏側が黒くなっているものがあります。これが原着糸です。
そうでない場合、少し裏側から糸を広げてみると黒い糸が見える生地があります。

 カーテンをつくる糸には様々な種類があります。


このように糸の種類によって遮光性はつくられますが、裏面に樹脂をコーティングして遮光性をもたせた生地もあります。

前回遮光だからといって結びつかないと説明した防音性や断熱性も兼ね備えたカーテンなのですが、お伝えしたい事が多くなってしまうのでまた後日・・・。


その他、糸に撚り(より)をかける事でブライト糸でも光沢を抑えることができる・・・など多種多様ですが、細かいことを言うとキリがありません。

慣れない方には少し難しいと思いますが、知っていれば必ず役に立つ場面がきます。






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1983/05/23
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